日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

本当の愛とは

 

クラウドソーシング「ランサーズ」

2月になった

  

今年はなぜか一月が長く感じられた

 

 今年のお正月も長男が私の棲家に来てくれた

 

棲家・・・という言葉がふさわしい私の住んでいる場所

 

冬眠する動物がひっそりと小さな穴の中で

快適な冬を過ごすためにいる場所

 私のいるところも住み始めて約6年・・・

そんな風に思える場所になってきた

  

元夫にきつく口止めされてか

長男は

 

「お父さんの許可を取ってからでしか話せない」

 

と辛そうに言うようになった

 

それからは私も反省し長男との楽しい時間を大切に過ごすため

長男を苦しい気持ちにさせないため

もうこちらからは向こうの生活を聞くのを控えようと決めた

 

 しかし先週

長男のところに

遊びに行ったときに

婚活女性のことを質問してしまった

 

それは元夫が長男にその女性を合わせるべく

遠出をして長男の住む街へ婚活女性を連れてきた日が過ぎたからだった

  

その日がいつなのかは長男からは聞いていた

 

・・・どんな人だった?・・・

 

と思わず長男の感想を聞いてしまった

   

長男はそれさえも言えないという

  

・・・その後ずるずると芋づる式にお母さんが聞いてくるから・・・

 

そしてとても苦しそうに

 

・・・どいつもこいつも!(父も母も!ということなのだろう)・・・ 

と言った

  

そんなにまで長男の心を縛る元夫 

もはや自分のことだけしか考えていない・・・

子どもの心が見えなくなってしまったのだろう 

  

本当の愛って何だろう?

  

長男に

 

・・・お父さんと婚活女性との交際に賛成なの?・・・

 

と聞いてみた

 

それには答えてくれた

 

・・・賛成でもない 反対でもない ただお父さんの人生だから俺が口出しをすることではない・・・

 

・・・じゃあ お母さんも婚活してパートナーを見つけようかな・・・

 

と私が言ったら

 

・・・そんなことをすると いま会えてない次男っちと長女っちはますます離れていくよ・・・

 

 

やっぱり本音は嫌なんだろう

 

 

元夫の

 

「離婚したら(母と母実家とも)関わってはいけない 縁を切らなければいけない」

 

という洗脳が強すぎて

 

長男は自分の本当の気持ちや心が葛藤していることに

気付きつつも気付かないように

自分の心を苦しさから防衛しているように感じた

 

今婚活女性とのことに必死な元夫

 

果たしてそれは本当の愛なのだろうか

 

 

17年という家族の歳月まで簡単に捨てられる人

子どもの葛藤にも気づかないで自分の思いを優先する人

縁が切れるときは非情なことを平気で出来、冷たい言葉を容赦なく浴びせかける人

 

今婚活女性への

 

「愛」

 

を毎日とある方法で囁いていることをひょんなことから知ったが・・・

 

なんだか陳腐な恋愛ドラマを見ているようだ

 

 

自分たちの出会いや交際「愛」に酔いしれている元夫

その女性もそれに感動して 

 

二人の永遠の「愛」

 

に酔いしれているのだろうか

 

自分の思いやプライドを守るために

 

家族をバラバラにしてまでも自分の実家に逃げ帰った元夫

 

家族の歳月や

育んできた想いや

子どもたちの世界・・・

 

自分のプライドを守るために

 

それらを捨てさせた夫

 

連れ添った妻にした冷酷無比な仕打ち

冷たい氷のような言葉・・・

 

母親と子どもの縁を切ることも簡単に出来る元夫や義父母・・・

 

今「愛」を語ってはいるが

 

この「愛」も同じようなもののように見える

 

利己的な愛

自分さえよければの愛

 

 

長男に聞いたことがある

 

お父さんは老後が寂しいから新しい相手を見つけたのだと

 

 

それならば・・・

 

その相手がもし

 

介護が必要になったら愛せるのだろうか?

認知症になったら?

相手の家族や連れ子がもし元夫のプライドを傷つけるようなことをしたら?

 

きっと切り捨てるのだろうな

 

 

本当の愛を持っている人は

 

あんな離婚の仕方はしない

 

彼は子どもの頃

 

・・・直情径行だ・・・

 

 

と担任の先生に言われたことがある

と昔義母から聞いたことを思い出した

 

今深く納得している 

 

これに振り回される子どもたちは堪ったものではない 

 

彼は誰も愛していない

  

今のぼせあがっている婚活女性でさえも

そして子どもたちさえも

  

愛しているのは自分だけなのだ

いや自分さえも愛してはいない

 

愛を知らないひとなのだ

 

 

本当の愛とはなにか?―本当の愛とは、実行すれば神と人を動かすものである

本当の愛とはなにか?―本当の愛とは、実行すれば神と人を動かすものである

 

 

 

本当の愛

本当の愛