日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

離婚後子どもたちと自由に会えないことは~片親疎外の悲しさ

 

離婚毒―片親疎外という児童虐待

離婚毒―片親疎外という児童虐待

 

 

 

私には3人の子どもがいる

 

長男は会えているが

次男と長女には今はまだ自由に会えない

 

別居になったのは

長男 高1

次男 中1

長女 小5

の時だった

 

比較的早く長男は自分の意志で連絡をくれたので

今も普通に交流を持てている

 

次男と長女はまだ小さかったから

きっと大人たちの顔色をみていたんだろう

自分の携帯電話も持っていなかったし(長男だけは持っていた)

私が壮絶に追い返されたり

固定電話にかけてもオンフックにされて会話を公開されたり

尋常じゃない雰囲気に心を閉ざしてしまったんだと思う

 

それから「面会」という名の一時間の「にらめっこ」

話をするとすれば私への「尋問」そして相手主導の離婚話・・・

 

離婚を受け入れたら自由に会えるようになると思っていたけれど

調停の話し合いの時に

次男と長女は「今は会いたくない」と言った

 

私はその気持ちを尊重した

 

でもそれから2人には

元夫公認として一度も会えていない

(こっそり学校行事には行き、次男は私にとっては偶然にだが彼の意志で一度会えた)

手紙の返事も一度も来ない

 

別居になるまでは全く普通の親子だった

でも別々になってから子どもたちはどんどんと心も表情もこわばり始めた

 

「面会」という名の1時間のときに

すでに長女は言葉を発しなくなっていた

自分の心を守るように黙って下を見ていた

長男と次男は比較的しゃべってはいたが

長男は私を父と一緒に責め

次男は私に質問をするばかりだった(夫実家に呼べるような考えになったか)

まともに会話をする時間ではなかった

 

元夫や姑は

 

・・・子どもたちは夫実家に慣れて楽しく暮らしている

 もうあなたは必要ない一人で生きて行ってください・・・

 

などと無情な言葉をメールで投げつけてきて

すべて子どもにも共有していた

 

夫実家に慣れて楽しく暮らしている・・・

 

実際はそうではなかった

 

子どもたちはそれぞれに苦しんでいたのだ

後に長男から胸の内をきいて私は涙が出そうになった

 

平気で嘘をつくひとたち

 

百歩譲って嘘ではなかったとしても

子どもの悲しみ苦しみを見過ごしていたことになる

 

下の2人は片親疎外の特徴に当てはまるように思える

 

私はあの時

 

無理にでもコンスタントに会えるように約束をしておけばよかったと思ってしまう

そしてもっとうまく立ち回ってあの家に入り込めなかったのかと

 

でも・・・

 

あの時はあれが精一杯の最善だったのだ

 

あの時無理強いは出来なかった

あの家にはどうあがいても入れてもらえなかった

(あの時病気扱いされていたが、今思えば入れてもらっていたら本当の病気になっていたかもしれない・・・)

 

子どもたちの気持ちを尊重する

 

その姿勢を見せたかった

 

会えるようになるのがこんなに時間がかかるとは夢にも思っていなかった

 

これが親子関係にマイナスにならずプラスになるよう祈るばかりだ

 

腹立たしいのは元夫が思春期の子どもたちに交際相手を会わせたこと

 

どこまで子どもの気持ちを無視した行動が出来るのだろう

 

交際するのは勝手だが

まずは子どものことを第一に考えてほしかった

 

そこら辺の価値観が全然違っていたのだとこうなってから知った

 

なぜそんなことが出来るのだろう

なぜそんなことが出来るのだろう

 

なぜ自分の気持ちや趣味や女性との交際を優先するのだろう

 

結局彼は子どもたちのことより一番自分が大切だったのだ

 

子どもの悲しみ苦しみを見ようとはしないのだから

 

遠い場所へ転居・転校させた時点ではっきりとわかる

子どもと私を断絶させようとしたことでもわかる

わざわざ婚活してまで交際相手を見つけたことでもわかる

その女性とSNSでカバー写真を同じにして交際アピールしていることでもわかる

 

子どもたちのためではなくすべて自分のためだったのだ

 

子どもたちの本当の笑顔を取り戻させてやりたい

子どもたちに会いたい

子どもたちを懐かしい場所につれて行ってやりたい

 

子どもたちの笑顔と心を私に返してほしい

そして子どもたちをもうこれ以上傷つけないでほしい

 

そしてお願いだから

あなたの幼稚で陳腐な男女交際をこれ以上見せつけないでほしい

 

子どもを連れて行った責任としてもっと子どもの心の声を聞いてほしい