日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

複雑な想い~本当の愛は相手の嫌がることをしないことということに想う~

 

 

 

・・・本当の愛は相手の嫌がることをしないこと・・・

これはよく言われることだ

 

実際そうだと思う

 

世の中で報道される恋愛絡みの事件たちは

相手の嫌がることをして大きな事件になる

 

 確かに

本当の愛にはほど遠い

 

でも

 

家族をずっと続けたかったという想いも

自分勝手な愛になる

本当の愛じゃない

と定義されるのは

それは本当に辛く悲しい

 

普通の家族でいたかった

普通に楽しく家族でいろんな行事をして

自分が作りたかった家族像に近づけていく

 

これは自分がやりたかったことを

この家族を使ってやろうとしていた

自分がやりたいことに家族を使っていた

 

 

そういう風に定義をされると

正しいことなのかもしれないが

 

心の奥の小さな声が違う違うと叫ぶ

 

一刻も早く子どもたちに会えるためには

どうしたらよいか

 

これも自分の会いたい気持ちを優先していること

その前のめりな考えを一歩引いて

 

子どもの中には本当に会いたくないと思っている子どももいるかもしれない

一生会えなくてもそれを受け入れるのが本当の愛

 

別居の時

離婚を受け入れたとき

そして今現在も

 

会いたいという気持ちは

自分の気持ちを優先している

 

と定義するひとに出会う度に

なんだか心が苦しくなった

 

確かにその中に真実もある

 

愛は押し付けるものでないし

相手の嫌がることをしない

 

でも離婚は

自分の人生が一変する

 

自分が子どもの頃から思い描いていた夢

 

添い遂げること

とか

良い家族を作る

とか

自分の家を持つ

とか

子どもたちと良い親子関係をもち

子どもの成長を楽しみに

親としても人間としても家族と一緒に成長する

とか

家族で仲良くお正月に集まる

とか

孫と遊ぶおばあちゃん・・・

 

こんなささやかな夢

 

 

 

でも

これは相手の気持ちを考えない

家族を使ってこの役割を演じさせようとしていた

とう見方にもなることが

理不尽でならない

 

こんな夢は初めから持つこと自体
間違っているということになる

 

良い家族を作って

愛すると決めて結婚した相手と

困難を一緒に乗り越えて

普通の人生を送るという夢は

自分勝手な夢だったのだろうか

 

 

嫌だ!

 

とその相手が言った時点で

離婚や別離を受け入れなければ

本当の愛ではないのだろうか

 

本当の愛を育んだり

家族円満を望むのなら

 

相手をそういう部分からも見極めて選ばなくてはならない

 

家族をばらばらにしても

自分の心の欲求に従ってしまうひと

 

嫌になったらとことん嫌になってしまうひと

 

非情なことも冷酷なことも嫌いになったら容赦なくやるひと

 

すぐに警察や権威のあるものに頼ろうとし夫婦2人で話をして解決をしようとしないひと

 

こんなひとを選んで結婚して

相手に嫌われたら

容赦なく切り捨てられてしまう

 

そして再構築しようとしても

それは本当の愛じゃない

といわれ

 

情け容赦なく切り捨てられてしまう

 

そこに子どもがいたら

子どもも取り上げてしまう

 

でも再構築を求めたり

子どもに会いたい想いを

 

捨てられた側は

 

・・・それは本当の愛じゃない!・・・

 

と言われてしまう

 

 

家族一緒に仲良く過ごす

素敵な家族を作る

 

という夢を叶えるために

再構築することが

 

家族を使って自分がそうしたかったのか

と定義されてしまう

 

子どものいる離婚は

子どもと離れたほうは

 

自分がパートナーを持つとか

新しい家族を作るとかを行動に移せるのには

相当な時間を要する

 

子どもの気持ち

子どもの年齢

子どもたちは傷つかないだろうか

子どもたちは会いに来なくなるのではないか

 

相手の豹変を経験したから

ひとを見る目に自信がなくなっている場合もある

 

子どもを奪った方は

そんなことはお構いなしだ

 

やりたいことをやりたい放題

 

そして時間が経つにつれ

それがどんなに理不尽なことであろうとも

時効になる

 

やったらやったもん勝ち

 

それが理不尽でならない

 

私が味わった悲しみと同等のものを

あのひとは必ず味わう

 

因果応報

 

心が狭いかもしれないけれど

こう考えて心を治めよう

 

本当の愛

 

この言葉は安らぎでもあり

辛い言葉でもある

 

子どもたちと普通の親子関係に戻りたい

 

これは本当の愛じゃないのだろうか

ただの自分のわがままと定義されるのだろうか

 

それが胸に詰まって悲しい

 

 

愛するということ 新訳版

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