日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

風邪ひき長男

夕方、ラインで

体調が悪い・・・と長男から連絡がきた

明日テストがあるのに 歩くこともままならないらしい

インフルじゃないの?暖かくして早く寝なさい

と返信したら

そのあとに電話がかかってきた

死にそう・・というので

医者に行ったの?体温計は?早く寝なさい!

といいながら

子どもたちが小さいころ、風邪をひいたときのことを思いだした

 

私は子どもたちが風邪をひいたり、具合が悪くなった時いつも抱っこして 子どもたちに言っていたことがあった

 

ーお母さんにうつしちゃいなさい

そうしたらお母さんが風邪菌をぎゅっとつぶしてしまうからねー

 

そうすると不思議にみんなすぐによくなった

子どもたちは皆、ほぼ皆勤で長男、次男は、区の健康優良児童としてWで表彰されたこともある

 

今回長男に

電話口から風邪菌をお母さんに吐き出しちゃって

うつしちゃいなさいと半分冗談でいった

そしてひとしきり足痛い、のどが痛い、明日のテストの準備はどうしようなど取り留めなくしゃべる長男に

それだけ話せるなら大丈夫、今日中には寝るように!といって電話を切った

 

そのあとまたラインがきた

 

ーお母さんとしゃべって少し元気になりました

今から勉強しますー

 

大きくなったと思ってもまだまだ子ども

 

親にとって子どもは大きくなっても子どもだし、子どもにとっても親は親なんだと思った

 

私たち親子は、別居という辛い時間があった分、よけいとそう感じるのかもしれない

 

 

親子で笑えること、看病できること、ごはんを一緒に食べること・・・

すべてあたりまえの日常生活の中にあったものが失われるという経験をした私たち親子

いま電話口で、笑い合えることは本当に貴いことなんだと心の底から感謝した

 

アニア AP-06 カピバラ親子

アニア AP-06 カピバラ親子