日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

子どもたちに良い家庭を残してあげたい

私が復縁にこだわるのは

子どもたちにお正月などに一家団欒できる当たり前の家族を残してあげたい

その一心に尽きる

 

子どもの頃の話などをして笑い合ったり、ここがお母さんに似ているとか、ここがお父さんに似ているとか・・・

 

普通に楽しく会話して笑い合える家族の歴史を残してあげたい

 

それが一番の理由だ

 

もちろん彼との歴史を否定したくないという想いもある

 

付き合って一年の記念日にカセットテープにお互いの手紙をお互いの声で読み合って吹き込んだテープがある

 

そのテープの中で話している内容は お互いを思いやり大切にしあう決意が語られている

 

その日は一年目の記念会を2人で開いている様子が録音されていて

便箋にプログラムが書かれているものが残っている

 

テープはまだ続きがあった

 

結婚記念日にもその録音は続いていた

 

一年目の結婚記念日

二年目は飛ばしましたといいながら三年目の結婚記念日

そこには長男がすでに誕生していて幼い長男の声も録音されていた

 

それぞれがしゃべっているときに

声でBGMを流しあいしていた

 

彼がなかなか言葉が出ず

えっとあのえっとおあのおおお

となったところでは

カセットテープのなかの私が笑っていて、実際に聞いている現在の私も同じように笑った

その絶妙なタイミングになんだか涙が出そうになった

 

幸せな家庭を作るためにお互いを大切にしていた私たち

 

6年前のあの出来事を発端に

別居、離婚、婚活パートナーの出現・・・

 

こんなことになるはずじゃなかったのに

と私のこころはそのたびに泣く

 

どう進んでよいのかも先は見えない

 

でも一つ変わらない思いがある

 

子どもたちに良い家庭を残してあげたい

いろいろあったけど

家族はハッピーエンドになった

 

そういう経験をさせてあげたい

 

家族がバラバラ

父と母が別の人と幸せになったなんて悲しすぎる

と思うのは私だけなのかな

 

でも

 

子どもたちを心から笑顔にしてあげるにはそれしかないと思うのだ

 

優しい子どもたちだから

きっと家族が壊れて心傷めている

 

それを諦め受け入れ寂しさを理不尽さを塗りこめている

 

私はそれを心の中に感じる

 

私と子どもは

 

遠く離れているけれど

心の中でやはりつながっているのだ

 

子どもたちを本当の笑顔に戻してあげたい

 

それが私の大きな願い