朝晩 寒くなってきた
こんな季節は子どもたちと
冷たい風にさらされながら
社宅内の庭を駆け巡って遊んだ日のことを思い出す
家に帰ったら子どもたちは
夕方のNHK教育テレビなんかを見ながら
炬燵に潜り込んで夕飯が出来るのを待つ
私は季節に合った暖かい夕飯を
例えばクリームシチューだとか
ロールキャベツだとか
ビーフシチューなんかを１８：００の夕飯に間に合うようにと
ちょっとかわいい割烹着をきて
猛烈な勢いで作り始める
家族
私は学生の頃から
自分の理想の家族が作りたかった
小さい子供が大好きで
保育科で学んでいたこともあり
自分自身の子育てをしたいと思っていた
子どもたちを心も身体も健康に育てて
将来はマイホームを持ち
成人した子供たちがそれぞれの伴侶を得て
孫を連れて遊びに来てくれて
夫婦二人で
老後の趣味だとか
子育ての手伝いだとか
家族の歴史を重ねていくことを夢見ていた
家族は最強のチーム
そんな家族を作りたいと思っていた
自分が大家族で育ったから
結婚しない人生なんて考えられなかったし
自分が４人兄弟だったから
たくさん子供が欲しかった
家族って壊れるなんておもってなかった
どんなことがあっても
お互い歩み寄って許しあって
支え合って生きていく
それを次世代につないでいく・・・
そのために伴侶を選んで家族を形成していく・・・そう思っていた
今私が思い描いていた家族としての暮らしは失われた
一人暮らしの生活なんてしたことがなかった
私の若いころの人生設計では一人暮らしは予定にもなかった
家族としての暮らしがないことに胸がぎゅっと苦しくなることがある
そんな時は未来に想いを馳せてみる
今交流がある長男が結婚したら孫と若い夫婦を助けてあげよう
そのためには長男の近くに住もう
そしてもしかしたら次男長女とも交流が復活するかもしれない
そしたらみんなで集まろう
そして過去も振り返ってみる
私が選んだ相手は 夫婦や家族に対する価値観が違っていたんだ
相手をコントロールすることは出来ないから
私にはどうすることも出来ない
私が一番肝心な価値観を見極めずに自分の人生の伴侶として選んでしまったんだ
家族に問題が起こったときに
家族で解決しようとせず自分の母親と結託してしまう人だったんだ
だから仕方がない
私とは価値観が違ったんだ
彼が婚活女性とお付き合いしていることが
その証拠
子どもの気持ち考えない人だったんだ
だから仕方がない
くよくよしても仕方がない
私は
今は子どもたちの気持ち大切にしたい
ゆくゆくご縁をつなぐことが出来る人が出来たとしても
今度は大切な価値観をじっくりと見極める
そして大好きな場所で
孫や子どもたちと楽しく穏やかに交流しながら
趣味も続けて
大好きな猫や犬 小鳥 金魚なんかの生き物を飼って
休みの日にはガーデニングをして
優しい笑顔や優しい会話をしながら
本当に私自身を大切にしてくれるパートナーと
日々を穏やかに健康に楽しく過ごしていければいいな
そのパートナーと一緒に暮らすのは
子どもたちが悲しまなくなる年齢になってから
元夫が義務のように毎週婚活女性と会っているのは
私には出来ないな
子どもと暮らしている側なのに
子どもの気持ち全く考えてないって思う
彼は人の心が見えないのかな
少し彼を批判することによって
苦しくなった想いも少し手放せる
心の器が狭いのかもしれないけれど
もっとすっきりするためにここで言おう
彼のした仕打ちは酷すぎる
人間の心がない
こころの器が狭い
子どもたちと会いたい
子どもたちの心を返して
家族として積み上げてきた私の貴重な時間を返して
彼は婚活パートナーときっと破局する
家族としての暮らしを失ったことで
胸が苦しくなることがあるひとは・・・
多少相手を非難してもいい
いつもひとりで頑張っているんだから
私がゆるします（笑）
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