日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

離婚を言い出したほうの苦しみと言い出されたほうの苦しみ

 

 

離婚を言い出したほうと言い出されたほう

苦しみはそれぞれあるが種類は違う

 

言い出したほうは・・・

 

相手への怒りや憎しみでいっぱいの人が多い

離婚を言い出した時点で、そこを通り越して

すっきりさっぱり前を向いている人もいる

 

言い出す方にはそれ相当の言い分があると思う

 

迷惑をかけられた

相手さえこんなことをしでかさなければ

もう嫌だ一緒にいたくない

相手と居ると子どものために良くない

逃げたい(理由はなんであれ)

あんなことをして・・・顔も見たくない

 

言い出したほうには正当な理由があるのだと思う

 

言い出したほうも苦しい

暴言を相手にぶつけるのも苦しい

 

こう考えるのは大抵言い出された側だろう

 

言い出したほうはそんなことを思っていない人が多い

 

・・・被害者は自分だ!

相手は加害者だ!・・・

 

いつの間にか心の中で

妻ないしは夫が加害者で、自分が被害者だという思いが怒りとともに

マグマのように湧き上がって

まるで他人行儀な言葉遣いをするべき相手になっていく

 

切り捨てるのだ

切り捨てられて当たり前だ

子どもにも会わせたくない

自分の人生に関わってくれるな

もう忘れたい

すべての思い出も全部過去の栄光だ

 

離婚を言い出した側の気持ちは

相手に対する憎しみでいっぱい

理不尽な要求や冷たい仕打ち

冷たい態度や無視・・・

 

言い出された方は

悲しみに暮れるしかない

 

言い出したほうの苦しみ

言い出された方の苦しみ

 

全く質が違う苦しみ

 

私は言い出されたほうの側

 

離婚を言い出された人の苦しみは痛いほどにわかる

 

どっちが苦しみが多いとかどっちが正しいとか

それには答えはないと思うが・・・

 

私は相手に暴言をぶつける苦しみのほうでなくてよかった

暴言を吐くことはしたくない

 

言い出されたほうのひとはそんな気持ちの人が多いのではないだろうか

 

そんなに暴言を吐かれても

加害者と言われても

あり得ないくらいひどい扱いを受けても

 

家族でいたかった

 

ということがかなわない苦しみには及ばない

 

それほど

離婚を言い出されたほうは

 

家族でいたかった

家族でいたかったんです

 

 

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