日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

いつもの駅で想うこと~自分に酷い仕打ちをした相手の幸せを祈れなくてもそれでいい

いつも通勤で使っている自宅最寄りの駅

 

今日は暖かくて気持ちの良い日差しが

ホームに降り注ぎ春の陽光を感じる

 

心も穏やかで気持ちも落ち着いている

 

けれどあの頃は違った

 

いつも焦る気持ちでいっぱいだった

 

1人放り出されてすぐの頃

 

いきなりパソコンのメールが届かなくなった

 

元夫が解約したのだった

 

パソコンは家族共用で使っていたけれど

元夫の実家への引っ越しの時に

あちらにあるからと

私が自分の実家へ持ってきていた

 

私がメインで使っていたから

突然にメールがこなくなり

驚いた

 

元夫に聞くと(あの頃はまだ連絡して返事を返して来ていた)

 

解約した

 

という

 

私に一言も言わないで

勝手に解約していた

 

あの時

 

最寄り駅のホームでその話を

電話かメールでしたように記憶している

 

とてもショックで

悲しく

焦る気持ちでいっぱいだったということを

体感として覚えている

 

このひとは

無情にこんなことが出来るんだ

 

ということと

パソコンのアドレスがなくなる!という焦り

 

アドレスの復旧は可能だったが

夫婦は元に戻れなかった

 

あれから9年

 

私は

長男と関係回復でき

大好きな仕事にも巡りあった

リコーダーも書道もまた再開する場に恵まれた

優しいひとにもたくさんたくさん出逢えた

 

同じような苦しみを

経験しているひとがいることも知った

 

私自身も以前よりも

ひとに優しくなれたかもしれない

 

親子や夫婦が幸せにずっといれますように

街を歩く子どもと

おかあさんと

おとうさんの後ろ姿に

心の中で祈る

 

でも・・・

 

元夫の幸せは祈れないし

幸せになってなんて

思えない

 

ひととしてまだまだだとは思うけど

これは仕方ないと自分自身に許している

 

あれだけの仕打ちを受けたんだもの

あれだけの酷い言葉を浴びせられたんだもの

 

幸せを願わなくていい

許さなくてもいい

 

今はまだ

 

彼の幸せを祈れなくても

もし一生祈れなくても

 

それでも自分を許すし

自分を大好きでいよう

 

まったく彼らの交際など

どうでも良いと思えるようになれたなら

幸せも祈れるようになるかな

(今は子どもたちの気持ちや再婚するかどうかも気になり・・・)

 

次男と長女と親子関係が回復して

はじめて幸せを祈れるようになるかな

 

ひととしては

幸せを祈れた方が良いのだろうけど

 

今の私は祈れない

 

むしろ

 

交際相手と上手くいかなくなり

独りの老後で寂しく暮らせばいい

 

私のような素敵な妻を大切にせず

切り捨てたことを後悔して

泣くがいい

 

もしも再婚したとしても

交際相手の本性が出て困らされ

仲も悪くなり結婚したことを

後悔して辛く苦しい思いを経験したらいい

 

と思っている

 

子どもたちと引き離された苦しみの

足元にも及ばない苦しみだけど

同じように苦しみを味わえばいい

 

今はまだ

それでいい

 

幸せを祈れなくても

それでいい

 

そんなお人好しでなくてもいい

そんな場面で良いひとにならなくてもいい

 

それが自分自身を大切にする一歩だと思うから

自分自身を愛するということだと思うから

自分を大事にすることだと思うから

 

今は彼の幸せを祈らない

それでいい

それがいい