日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

会えない日々の中で~大きくなったら会いにくるという言葉に思うこと

子どもたちと一緒に暮らせなくなり

子どもたちとの普通の会話や

日常生活を失ったあの日から

もう約7年半たつ

 

その間に

長男とは幸いにも

関係が回復し

このことがあったからか

以前よりも

心を開いて自分の胸の内を

話してくれるようになった

 

あの頃は思春期まっただ中

反抗期もあったから

今の長男が本当に

優しく感じるようになった

 

ただ

元夫が長男にきつく口止めしてから

(下の子どもたちのことや、向こうの家のあれこれ・・・おとうさんの婚活)

板挟みの苦しさで

一切向こうのことは教えてくれなくなった

 

私も以前は

下の子どもたちのことを

知りたい気持ちでいっぱいで

長男の苦しさを思いやることが出来なかったが

もう長男を苦しませたくないと

一切こちらからはあちらのことを聞かないと決めた

 

次男と長女はどうしているのだろう

二人とも大学生になったことはわかっている

 

次男は昨年の長女の体育祭に

次男が参観に来て(私に会う目的もあったようだ)

偶然に会うことが叶った

 

その後、次男からの連絡はない

 

長女からの連絡はいまだ・・・ない

 

 

 

 

別居になったばかりの頃

大きくなったら会いに来る

といろんなひとから言われた

 

でもそれは

 

引き離された状況や

その後の生活の中の変化で

必ずしもそうなるとは限らないと

今おぼろげながらに感じている

 

確かに長男は連絡をくれて

会えるようになり

元の関係以上に絆が深まった

 

それは

引き離された時間が短かったことと

長男がもう高校生だったから

いろんな理不尽に気付き

義家の考えに染まらなかったことが

大きいのだと思う

 

下の二人は

まだ

中学一年生と小学五年生だった

 

そして

長男が反抗し、こっぴどく怒られる姿や

私が冷酷に追い返される姿を見ていた

 

まだ小中学生の二人の心は

きっと恐怖心でいっぱいだったんだろうと思う

 

次第に

 

電話に出ても

 

・・・うん・・・

 

・・・はい・・・

 

としか言わなくなった

 

面会という名の月一回と定められた日に会うのは

元夫同席の喫茶店

 

私からの問いかけに

黙って下を向く長女

私を責める長男

質問してくる次男

時折冷酷な言葉を浴びせかけ

横で見張っている元夫

 

携帯電話を机の上に置き

きっちり一時間を測られ

 

・・・いくぞ!・・・

 

一時間がたったら

元夫の合図と共に子どもたちは

元夫のあとに続いて逃げるように

帰っていく

 

名ばかりの面会

 

心の交流が出来る訳もなく・・・

 

子どもたちの心は固く固く

縛り上げられてしまった

 

大きくなったら会いに来る

 

この言葉は真実であると思うが

 

私の場合は

なかなか難しい

 

大きくなったら会いに来る

 

でも私はこの言葉を信じる

 

別居になってすぐの頃は

すぐに会いたくて

大きくなったらなんて冗談じゃない・・・!

って思っていた

 

けれど

あれから7年半

 

長男には普通に会えている

次男には昨年の夏に偶然会えた

(次男は私が来てるだろうと長女の体育祭に来た)

 

長女は・・・この春大学生になった

 

あの当時ほど焦る気持ちはなくなった

 

何年たっても何歳になっても

必ず会う

と決めている

 

大きくなったら会いに来る

 

それは明日かもしれないし一年先かもしれない

もっともっと先・・・かもしれない

 

 その時

私は何歳になっているだろう

長女は何歳になっているだろう

 

 

日々を一生懸命に過ごしながら

日々に喜びの種を見つけながら

日々を感謝で過ごしながら

 

その日に向かって歩き続けていこう

 

 

 

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