日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

次男のつぶやき~神さまからのおくりもの?~

 

 

次男が今年三月高校を卒業した

 

今までは学校行事にこっそりと参加していた

 

中学の時は休みが取れにくい職場だったのと、まだ別居中で相手方に警戒されていたこともあり

行事にはいっさい行けなかった

 

次男が高校生になり離婚を受け入れた

 

それを機会に休みの取れやすい職場に変わったことにより

文化祭、運動会、卒業式に参加することが出来た

 

久しぶりに見る次男は背が伸びていてがっしりと逞しくはなっていたが

可愛い次男っちだった

 

次は大学の学園祭に行こう!

と思っていたら

 

次男は合格をいただいた大学に進学をせず、浪人することを選んだ

 

 浪人するのなら

もうしばらく顔を見に行く機会が無くなってしまうなぁ

 

寂しさと諦めと執着をそっと手放そうと決意しながらも

何の気なしに次男の名前をネット検索した

 

するとその時 

あるSNS次男のアカウントを見つけた

 

不思議なのだが私にはそれが次男だとすぐにわかった

 

後に私の弟が検索しても名前は出てこなかったので

 

本当に不思議な神さまからのおくりもののような気がした

 

次男の選んだプロフィール写真、カバー写真、そのどれも次男らしさに溢れていて

知らず知らずに笑顔になっている自分がいた

久しぶりに次男とつながれたような気がした

 

といっても

 

つぶやきを読んでいるだけなのだが・・・

 

焦って友達申請などしてブロックされたら

もう立ち直れなくなってしまう

 

それに次男の心を追い詰めたり驚かすことになっては本末転倒だ

 

今は次男の紡ぐ言葉を読めるだけでありがたいことなのだとはやる心に言い聞かせる

 

 次男のつぶやきは短い

 

ある日は

 

・・・風が強い・・・

 

とつぶやいていた

 

たったその一言でも

なぜか私は涙が溢れて仕方がなかった

次男の胸の内を知ることが出来たような気がして

 

私のつぶやきをかいてみた

あいたいなぁという想いをこめて

 

 

次男っちへ 

 

 

・・・涙にかわる君のつぶやき・・・

 

この空の下

君は元気でいるんだね

今は会うことが出来ないけれど

君の感動した映画や日々の想いを見るだけで

母さんは涙が溢れてくる

君の感動した映画は即見るようにしてる

君がいまどんな想いでいるのかを知りたいから

 

本当に本当に愛しているから

今は会えなくても

母さんは頑張れる

母さんは踏ん張れる

 

いつか

君から母さんに会いたいって

連絡をくれる

 

それを信じて待っているから

 

 

愛するということ

愛するということ