日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

まいごになったモカ

長女が小さかった時ぬいぐるみが大好きだった

その当時サンリオのシナモンフレンズというキャラクターが大変人気があった

長女も御多分にもれずシナモンフレンズのぬいぐるみたちを持っていた

シナモン モカ エスプレッソの三人を持っていた

そして、その日に連れていきたいぬいぐるみを持ち歩いていた

ある日の事だった

いるはずのモカがいなくなってしまった

いくら探してもおもちゃ箱の中にいない

児童館で落としたのか・・図書館で落としたのか・・はたまたお店屋さん?お兄ちゃんの幼稚園?小学校?心当たりがない

長女はモカの似顔絵をクレヨンでかいた

一生懸命かいたから 本当にモカのように見える絵になった

の絵を持って児童館や図書館を聞き込みに行った

刑事さんは足を使って聞き込み調査をするとよくドラマでやっているが ドラマさながらの聞き込み調査だった

「このお人形をしりませんか?」

長女と私はおよそモカを連れていきそうな場所を巡った

でもどんなに探してもモカは見つからなかった

疲れた足を引きずって家に帰った

昨日取り込んだままの洗濯物を押し入れに避難させていたのでそれでもたたもうかと洗濯物のかごをひっぱりだしてたたみ始めたその時

モカがそのかごの中にいた

長女と私はうれしくなった

モカがいて本当に良かった

でも聞き込み調査もとっても楽しかったね