別居になった当初
長い連休になると、涙が出た
子どもたちはどうしているのかな
どこかに遊びに連れて行ってもらってるのかな
どこにも行かずそれぞれで過ごしているのかな
家族連れをみても悲しくなった
自分にはお休みを一緒に過ごす家族がいない
夫も子どもも傍にいない
これからどうなるかもわからない
別居はいつ解消されるのだろうか
不安と悲しみとやりきれない想いでいっぱいだった
一人暮らしの部屋にいても自分の居場所じゃないような気がしていた
あれから約4年たった
その間に様々なことがあった
フルタイムで17年ぶりに仕事をした
身を寄せていた実家を出て一人暮らしをした
拒まれながらも、家族をやりなおそうという気持ちを届け続けた
弁護士事務所に相談に行った
長男と連絡が取れるようになった
長男と行き来できるようになった
話し合いをするために調停を申し立てた
離婚を受け入れた
ひとりで区役所に離婚届を出しに行った
心は涙でいっぱいの日がほとんどだったが
なんとかここまでやってきた
4年前の当初より笑える日が増えてきた
別居してストレスで増えてしまった体重も落ちもとの体型に戻りつつある
長男は毎日ラインで連絡をくれる
合気道やヨガ、書道も始めた
仕事仲間にも仕事にも恵まれて楽しく仕事が出来ている
父や母とも本音で話せるようになった
幼馴染の親友と交流が復活した
これからは失ったものばかりを数えるのではなく
今ある幸せ、今自分に与えられているもの、今周りにいて微笑んでくれるひとたち、「今」に感謝して生きていきたい
愛をこめて生きる―“今”との出逢いをたいせつに (PHP文庫)
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