日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

夫婦と親子~似て非なるもの

昨日

私の職場(私は医療系の仕事)に

友人の元夫が救急搬送されてきた

 

友人とそのひとはもう何年も前に

友人の希望で離婚

友人は離婚後半年ですぐに再婚(婚姻中にすでに次の相手がいたらしい)

 

結婚式のアルバムもゴミに出したと聞いて

結婚って夫婦ってなんだろう

と悲しくなったことを思い出した

 

私は友人がそのひとと結婚するとき

結婚式にも参列したし

二次会の幹事もし

結婚後 私の元夫を交えて一緒に食事したこともあり

面識はあった

 

顔を見て

その頃から何年もたっているのに

私はすぐにそのひとだとわかった

 

名前が一緒だったから

もしかしたら・・・?

とは思っていたが

顔をみてはっきりとそのひとだとわかった

 

そのひとの傍らには

奧さまがいて

奧さまはそのひとの手をしっかりと握っていた

 

そのひとは

安心したような

優しい目をして奧さまを見つめていた

 

ああ

このひとは

幸せになったのだ

 

なんだか

心の中に静かに安堵の思いが広がった

 

でもそれと同時に

心の中に静かに悲しみも広がった

 

友人とそのひと

 

確かにその二人は夫婦だった

 

でも友人もそのひとも

今は別のひとと家庭を持っている

 

なんだか

その現実に悲しくなった

 

そして

今自分の置かれている状況を改めて見つめた

 

あと何年かしたら

私たちの築いた家族の歴史は

まるで存在しなかったかのようになるのかもしれない

 

そして

私と元夫は

もうどうしようもないくらいに

他人になっているのかもしれない

 

私にとって信じられないことでも

元夫は次々と離婚に向けてのいろいろを

進めていったのだから

 

まったくの他人になることも

当たり前だと思っているのだろうと思う

 

夫婦は

それも仕方がないかもしれない

 

元は他人どうしだったのだから

 

でも

私たちには

子どもたちがいる

 

子どもたちとは

そんな風になってはいけない

 

どんなに時間がかかっても

どんなに排除されようとも

 

子どもたちとは

家族の歴史を語れる時間を

取り戻さなければ

 

子どもたちの心を守るために

必ず取り戻さなければ

 

夫婦に終わりはあることもあるが

(ないにこしたことはないけれど)

親子は永遠 

 

例え別れ別れになろうとも 

 

死んでも親子

 

夫婦と親子・・・

 

同じ家族というなかの関係

 

夫婦と親子・・・

 

似ているようで違う

 

似て非なるものなのだ