日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

離婚するということは~だんだんと薄れていく元夫との記憶

 

 

まだ 別居状態だったときのこと

 

子どもたちとまともに会話も出来ない名ばかりの面会や

元夫からの冷酷な仕打ち

離婚を迫られ続けられる日々に疲弊し

 

いっそ離婚を受け入れた方が

子どもたちとまともに交流出来るのではないか

きちんと取り決めをしたら

ちゃんと親子として会えるのではないか・・・

 

でも 

離婚せずにいれば

親権もあるし妻の立場でいるのだから

子どもたちに何かあったとき

家族に何かあったときには

どうどうとあの家に行ける(入れる)のではないか・・・

 

 

いつも心は時計の振り子のように揺れていた

 

 

ある日は離婚を受け入れた方がと思い

別の日はやっぱりこのまま籍が入っていた方がと思い・・・

 

そんなとき同じ教会に通っていた

クリスチャンの女性と話す機会があった

 

その方は離婚経験者だった

 

・・・離婚をすると本当にご主人と縁が薄くなってくるよ。。。まだ自分の中で離婚したくないなら受け入れない方がいい・・・

 

その時はその言葉の意味が

良く理解できていなかった

 

でも今は離婚してから約5年の月日が経ち

その方の言っていたことが

よくわかるようになった

 

子どもたちとのことはよく覚えているのに

何だか元夫とのことは

フィルターがかかったようになる

 

はっきり覚えていることも

もちろんあるけれど

 

優しい会話を交わしたこととか

どんな話をして笑い合っていたのかとか

その辺の記憶が薄れてきているように感じる

 

 

心がわざと忘れさせようとしているのかもしれない

 

私じゃない別の誰かと今は笑い合っているあのひと

 

そんなあのひととの記憶を

思い出せば辛くなるから

 

フィルターがかかるのは

心の防衛機能なのかもしれない

 

薄れていく夫婦としての記憶
薄れていく彼との記憶・・・

 

私たちはどんな風に笑い合っていたんだろう

どんな風に夢を語っていたのだろう

 

 

だんだんと霧がかかるように

記憶が薄れていく

 

彼ときちんと話が出来なくなって

もう5年・・・

 

3人の子どもたちは二人の子どもなのに

私と彼は全くの他人同士になってしまった

 

 

離婚ってそういうことなんだ

 

 

私はそんなのはなんだか悲しいな

でも彼はそれでいいのだろう

 

 

家族は壊れるものじゃないって

思っていたから

 

この状態は私には今はまだ

辛くて受け入れがたい

 

一歩一歩受け入れて歩いて行くしか道はない

 

夫婦は他人になったとしても・・・

 

親子は永遠に親子

子どもたちとの記憶は風化させない

 

自由に会えるようになったら

たくさんたくさんあの頃の思い出を話してやりたい

 

そうなったら

それに伴う元夫との薄れていく記憶が

再びはっきりと思い出せるのかも知れない

 

 

 

 

 

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