日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

長女最後の体育祭~次男との再会3

暑い暑い日だった

次男は私にたくさん聞きたいことがあるらしかった

 

・・・なぜあの時おかあさんはあんなことをしたのか・・・

 

私が引っ越しした先で

また元の場所に帰りたいとか、ここで頑張るとか

心が不安定になってしまったときのことを言っていた

 

結婚をしてそれまで何度か

引っ越しは経験していたが

あの時はなぜか大きく心が揺れた

 

それは

東日本大震災があったことと

子どもたちを取り巻く状況が

(高校進学、新しい場所での中学進学、5年生での転校)

変わったことが大きかったのだと思う

 

三人三様の引っ越し後の状況・・・

 

長男は高校入学

 

電車通学が始まり、激込みの電車

今一つ馴染めない高校生活・・・

ほんとは剣道の強い私立高校に行きたかったのに

高校授業料無償化が導入され

私が公立も考えてみてと言って

入学した学校・・・

反抗期・思春期に加え

引っ越しでぐずぐず言って

お父さんを困らせている私への反発もあり

あの頃、常に不機嫌だった長男・・・

 

次男は中学入学

 

前の場所が大好きだったものの

新しい中学で大好きな卓球部に入り

楽しく頑張っていた

テストも頑張って

生徒会役員にならないためには

先に選挙管理委員会になればいい

とか

合唱コンクールパートリーダー

やっておけば大きな役は免れる

とか

いろいろ楽しく話してくれて

学校生活を満喫しているようだった

 

長女は5年生で転入

 

新しい学校のことはあまり言わなかった

批判も誉めることも

ただ先生はあまり好きじゃないって

言っていた

授業で漫才やるの・・・いやだなって

友だちも出来たようだけど

なんだか表情が寂しそうで

でも運動会の音楽隊に進んで入ったり

一生懸命頑張っていた

 

あの時は

街のお店もシャッターを半分閉め、電気も暗かった

電気を使いすぎてはいけないと

引っ越し前の街は計画停電はないけれど

この街は計画停電があるらしい・・・!

 

高校生の長男のお弁当はどうしよう?

そんなにしょっちゅう計画停電があったら

冷蔵庫に食材を入れておけない?

やっぱりあの街がよかった・・・

でも次男は

とても楽しく学校生活を送ってる

でも長女には前の環境の方が良かった・・・

長男だって前の街からだったら

激込み電車に乗ってる時間も

少なかったのに・・・

 

次男に改めてあの時のことを

聞かれて

自分がなぜあんなに引っ越しで

不安定になってしまったかを

思い起こした

 

そして次男に

・・・おかあさんは勝手に子どもたちの気持ちを考え過ぎてあんな風に、ここで頑張るとか、元の場所にもどりたいとか心が揺れたんだと思う・・・

 

と話した

 

・・・俺たちはみんな何も言っていなかったのに。。。・・・

 

・・・・ごめん、おかあさんが勝手にみんなの想いを考え過ぎて元に戻った方が長男くんや長女ちゃんにはいいのかなとか、次男ちゃんはここの方がいいし。。とか・・・

 

次男は

 

・・・おかあさんは、今ちゃんと実家のひとたちと過ごせているの?・・・

と今度は私の現在の生活について聞いてきた

 

私が病気扱いされて追い出されたから

それが気になるようだった

 

(長女最後の体育祭~次男との再会4に続く)