日々の想い

子どもたちへの想いや母の日常をつづります

あの日のこと4

その日は長男との最後の面会だった 

 

元主人は、別居後月一回一時間という面会時間を設定していたが、長男が18歳になったらこの場に呼ばないなどと言い出した 

 

子どもたちも面会時は父に習ってひどい態度をとっていた 

長男は一番父に習って私に暴言を吐いたりしていた 

もう会えないんだな・・・私はそれを受け入れるしかなかった 

長男との最後の面会・・・長男は前回とは打って変わって素直によくしゃべってくる あれ・・・?なんか今日はいつもの面会とは違うなぁ 最後って言われたからかなぁ 

あっという間に1時間がたとうとしていた

元主人が

「◯◯、最後の挨拶をしなさい」と長男に促した

「いままでありがとうございました」と長男

「◯◯、お母さんのメールアドレスとか知ってる?」と涙ながらに私が問う

「うん・・・たぶん・・・」

「いつでも連絡してきてね」

「・・・・」

「さ、いくぞ」と元主人

下の2人は素早くついていく

席に長男と2人残されたとき長男が言った

「俺、お母さんの連絡先全部知っているから 必ず俺から連絡するから でも2人だけの間のことにしておいて お父さんには言わないで」

「うん わかった」涙が溢れてそれだけ言うのが精一杯だった

駅へと続く道、長男と話しながら歩いた

「お母さん、あの時殴ってごめん」

(誤解を生じないように書いておくが、殴ったというのは肩をグーで叩いた程度のこと念のため・・・)

「お母さんこそごめん。お母さんのせいでこんなことになって、お母さんというものに絶望させてごめんね。」

「絶望なんかしてない、おかあさんだけのせいじゃない」

駅についた

長男が改札を抜けていくのを姿が見えなくなるまで見送った

長男はどんな想いでこんなに勇気を出してくれたのだろう

長男の気持ちを思うと、涙が溢れてきた。

今思いだしてもまだ涙が溢れてくる

今は頻繁に連絡を取り、会って話も出来るようになった長男

すっかりもとの母子の関係を取り戻した

下の2人とも早くそうなりたい、いやならなければいけない

日々強く感じている

 

持っているだけで奇跡が起きる本

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