昨日初詣に行った
家族連れがたくさん来ていたが今年は胸が痛まなかった
別居や離婚になったばかりの時
家族連れをみたり、連休やイベントごとがあると寂しく辛く涙がでた
子どもに会えない寂しさ、そして自分には家族がいない、喜びや楽しみを分かち合える家族がいない、私にはもう何もない
描いていた未来も、人としての社会生活ももう何にもなくなった・・・
すべてにおいてそんな風に感じていた
もう生きていても意味はない
家族がいない人生なんて、子どもを取られた母親なんて、生きてても意味はないんだ
自分が生きるためだけに働くなんて無意味だ
子どもたちのためにこそ自分は生きているのに
それをなくした私は・・・
と
いま振り返ると本当にどん底の精神状態だった
今は、長男と連絡をとれるようになり
あのどん底からは抜け出した
視野の狭い考えだったかもしれない
子どもと暮らせないくらいで、という人もいるかもしれない
世の中にはもっと大変な人がいるのに
贅沢だという人もいるかもしれない
一緒に暮らせなくても子ども生きてるだけで幸せじゃないの
という人もいるかもしれない
いつかは訪ねてくるよそれまで楽しく暮らしてたらいいという人もいるかもしれない
実際これらの言葉を周りの人は私に言ってくれていた
きっと励まそうと前を向かせようと
そして執着はいけないと教えてくれていたんだと思う
ただ当時は本当に
自分は世界の中で一番不幸な目にあっていると思っていた
いつも心は泣いていた
みんながいってくれていたことを守ってじっとおとなしくしていればこじれなかったかもしれないが
子どもたちに逢いたい!
心が叫んでいた
あの時の自分を愛おしく思う
かけひき論では間違っていたかもしれないが
精一杯子どもたちに自分の愛情を示した私
子どもたちにきっと伝わっていると確信している
長男に続き
次男と長女とも、今年はきっと心の交流が出来るようになる
それを信じて新年からの一日一日を大切に過ごしていきたい